ギネス記録に挑戦提案  

(2019年5月14日)


 ギネス記録の項目は一見つまらないように見えるものも多い。それでも何らかの意義は常に見いだされている。

 ここで提案する項目はニュートンのゆりかごである。ニュートンのゆりかごは通常5個または6個の鋼球をぶらさげたものであるがこの数を競って貰いたいのである。条件は次の通りである。

 片端の鋼球を放して反対側の鋼球を振らせ、その反射が最初持ち上げた鋼球を少しでも振り上げること。 

 5個の鋼球でも10回は持ち上がるので、特に精度よく作らなくても10倍の50個の鋼球でも成立することは明らかである。減衰するのは両端の振り子が持ち上がる空気抵抗が大きいと考えられるので、鋼球の並びを精度よく作れれば500個ぐらいは成立すののではないかと考えられる。

(意義)
1.衝突エネルギーの伝播が実感できる
2.鋼を伝わる音速の速さを実感できる
3.工作精度の向上

(連結用ニュートンのゆりかごの作り方)
 四本の柱の位置を中央寄りにして両端の球が丁度台の縁に来るようにする。
 柱をねじ止めにするにしても工数が少しかかるので従来品より価格が少し高くなるかもしれないが、まとめて数台購入する客も増えるであろう。
 台座の両端にはレゴのようなものを貼り付けて置けば簡単に接続できる。


 

(了)


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