「シュレーディンガーの猫」を解く  

(2012年9月20日)


  「シュレーディンガーの猫」は未だにパラドックスであるとのこと。
http://www.youtube.com/watch?v=Q8savTZOzY0&feature=related

ミクロの状態とマクロの状態が連続的につながっていると考えるからパラドックスなのである。原子核から放射線が発出したか、しなかったかは検知するまで確定しないが、マクロである検知器が放射線を検知した瞬間に状態は確定している。従って、マクロである猫は生きているか死んでいるかどちらかであって、ふたを開けてみなくても検知できる。例えば聴診器をあてて中の様子を探るだけでも判るであろう。
 
状態が確定しないのはミクロの範囲に限られる。マクロの範囲では常にどちらかに確定している。人間がそれを知ることが出来るか否かは技術の問題である。

(了)


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