(2011年1月24日改) ミリ秒、マイクロ秒といった短い時間の単位ではどうも実感が持てないと言う人は多いだろう。これを少し改善できる対策がある。
短い時間に対しては、[長さ・光]という時間の単位を使えば良いだろう。例えば[cm光]は光が1cm進むのに必要な時間である。1[マイクロ・光]は光が1マイクロメートルを進むのに必要な時間である。 この単位で1マイクロ秒つまり、百万分の1秒は300[Km光]に相当する。[マイクロ光]が極めて短い時間の単位であることが判る。 このような短い時間の単位は実際にLSIの設計などで便利であろう。この短い時間の単位は、天文学で大きな距離の単位に[光年]を使うのと逆の関係になっている。 [参考]1[光年]は光が1年間に進む距離で、これは1年が31536000秒であるから、9460800000000Km、約1×10^13
Kmである。この距離は約6300AU、つまり地球から太陽までの距離の6300倍の距離である。
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